「taspo」(タスポ)でタバコを買わないで!?

「なんだあ、またタバコが見つかんないぞお〜〜。」
親父のタカシが階下で叫んでいる。
「どこやっちゃったんだよ。この頃、しょっちゅう置いたところからなくなっちゃうんだよなあ〜。また、買って来なくちゃなんねえのかよ。小遣い足んねえよ」
2008年5月1日から、これまでのように誰でも自由に自販機からタバコを買うことが出来なくなる。
未成年者がタバコを買うことが出来ないように、「taspo」(タスポ)というICカードが導入されるのだ。「taspo」(タスポ)を自動販売機にタッチすることによって年齢認証がおこなわれ、はじめて販売機が使えるようになる。
「taspo」(タスポ)は成人だけがたばこ屋さんで購入するか、(社)日本たばこ協会へ郵送で申し込むことで購入できる。
この情報を最初に耳にしたとき、最初に頭の中に浮かんだのが、冒頭に上げたような状景だった。買えなくなった未成年者が取る行動というのは、父親や母親の持っているタバコが狙われるのではないかと思ったのだ。
もちろん、大部分の未成年者は、そうまでしてタバコが欲しいとは思わないだろう。1本2本、いたずらして吸ってみるくらいが関の山だとは思う。
そして、背伸びしてタバコを吸うというような、青年の悪習もやがて廃れていくのだろうか?

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「taspo」(タスポ)カードの使い方

▼「taspo」(タスポ)を使ったタバコの買い方@現金の場合
(1) 自動販売機に現金を入れる。
(2) 商品選択ボタンを押す。
(3) 「taspo(タスポ)」カード読み取り部にタッチする。
(4) タバコが出てくる。無事、買えたね!
▼「taspo」(タスポ)を使ったタバコの買い方A電子マネー「ピデル」の場合
(1) 商品選択ボタンを押す。
(2) 「taspo」(タスポ)カード読み取り部にタッチする。これで成人識別と代金決済が同時に行われる。便利〜〜♪
(3) タバコが出てきたよ〜。
スイカ(suika)が現れ、パスモ(pasmo)が続いて、もうICカードには慣れちゃったから、いまさらタスポ(taspo)が出てきたと言っても、もう誰も驚きませんよね? 電子マネーもエディ(Edy)ですっかりお馴染みになっているし、「こんどはピデル?」ってなもんです。
「タスポ」を申し込む時には、運転免許証や各種健康保険証などの「本人の確認が出来るもの」が必要になります。それに顔写真がない場合は、カードを受け取るときに、名前が確認できるものが別途必要になります。(キャッシュカード・クレジットカード・社員証・学生証など)
それと、縦45mm×横35mmで、3ヶ月以内に撮影した写真(正面・無帽・サングラス無し・マスク無し・無背景)が必要です。

「taspo」(タスポ)でネット・オークション?

ひさしぶりにネット・オークションを覗いてみたら、ズラリと似たような商品が並んでいる。すでに入札が入っているものもたくさんある。
いまどきずいぶん人気のある商品もあるものだと思って、よくタイトルを読んでみた。
「これが読めば未成年がタバコを買える確率90%の極秘情報」(1円即決)
「未成年だけどどうしてもタバコが好きな人に役立つ特ダネ情報」(1円即決)
なんでみんな「1円即決」なんだ?
………………………………
大学生と思われる二人連れの男がタバコの自動販売機の前で話し込んでいる。
「先輩、いつもすいません! 恩に着ます!」
「何心にもないこと言ってんだよ。ほれ、欲しいんだろ!」
自販機から出てきたばかりのタバコを渡す。
「19歳なのにタスポがないからタバコが買えないなんて、ひどいすよねえ!」
「ああ。…最近ネット・オークションで簡単に手にはいるって評判だぜ。1円で情報を落札して、メールでカードの値段を相談して決めるんだそうだ。タバコを吸わないヤツが小遣い稼ぎしてるらしい」
なんか、こんなことがもうすぐ起こりそうな気がする。単に私の妄想癖に過ぎないのだろうか?
「taspo」(タスポ)の導入が、未成年者の喫煙防止の決め手となり、日本の喫煙人口を激減させることになるのかどうか、もうまもなく始まります。

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Copyright © 2008 「taspo」(タスポ)カード情報vol.1